こんにちは、ピスケスです。
九州は梅雨入りしてからというもの、ずっとジメジメが続いております。
夏が来る前にエアコンクリーニングしたり、ゴキブリ忌避剤置いたり、布団を薄手のものに替えたりと、夏の準備をしている間に、いつの間にか6月も最後の週に。
気がついてみたら、土星がヒタヒタとその足をUターンさせようともくろんでいたのです…。
土星は試練の星!逆行を始めるとどうなる?
当ブログでも土星の働きは何度となく説明をしております。
土星が位置する星座では、忍耐と辛抱が必要であり、楽しいことばかりではありません。試練を与えられることによって、私たちはのちに大きく成長を遂げます。
しかし、火中の栗をすすんで拾いたい人はそう多くはないでしょう。後になってみて「あれがあったから今がある」と思えるのは、今はすでに喉元を熱いものが通り過ぎていったからです。
そんな、ホロスコープをちょっと知っている者なら誰でも恐れを抱いてしまう厳しい教師、土星先生ですが、昨年のはじめからうお座に位置しています。
うお座は私ピスケスの太陽星座です!
私と同じく太陽星座がうお座の人にとってはもちろん、うお座土星と厳しい角度を形成している人にとっても、この1年間はちょっとキツイことが多かったのではないでしょうか。
厳しい角度といいましても、一人ひとりのネイタルチャートを見なければ厳密には分からないのですが、ホロスコープの楽しさをお伝えするために、雑誌に載ってある12星座の占いのように、あえて大ざっぱなことをいわせて頂くと、
おとめ座 いて座 おうし座 の方はちょっと苦しい状況が起きやすいといえるかもしれません。
土星と180度(オポジション)と90度(スクエア)の角度を形成する星座だからです。
とはいえ、6月30日から11月15日までの逆行は上記の星座に限らず、あらゆる人に人生の厳しさを教える流れとなるかもしれません。では、うお座に位置している土星とは、一体どのような影響を起こしてくるのでしょうか。
↑合わせて読んで頂けると理解が増します☆
「夢と理想」を追い続けるうお座に対し、現実的で手堅いところを生きようとする土星は相反した性格だといってよいでしょう。これだけでも、自己の内面において葛藤が生まれやすい配置です。
うお座はもちろん、おとめ座、おうし座、いて座が苦しい配置だと前述しましたが、隣りのみずがめ座とおひつじ座も角度が0度(コンジャンクション)に近づくと、油断はできません。
みずがめ座からうお座に移動してきた土星は、今はみずがめ座から離れていますので今年からラクに感じられているみずがめ座の方は多いと思いますが、6月30日からみずがめ座に逆行しますので、また予期せぬことが起きる可能性があります。
その反対で、おひつじ座の方は土星がややみずがめ座に寄ってくれれば、状況がスムーズになったと実感できるかもしれませんね。
火中の栗を拾うどころか、焼けた栗が入ってきているうお座ですが、そのような状況も1年が経過し、身の置き所に慣れてきている頃です。台風は激しくても目に入れば風が止み、青空さえ見えることがあります。今、うお座の方々は小休止できている人が多いかもしれません。
私の場合を例に挙げると、昨年は、せっかく続けていた保育所での勤務が人間関係のトラブルで止めざるを得なくなりました。身から出た錆とはいえ、全ての泥を自分が被った感じでした。人からあからさまに嫌われるというのは結構辛いものです。
それからは平穏な日々が続いていましたが、やはりキャリア形成したい私は他の副業にも手を出しましたがうまくいかず、失敗しています。
うお座土星の配置ですから、「夢と理想」を追いながらも、現実の厳しさに直面し、自由に生きる人生を手に入れることはそう簡単ではないと思い知らされる、ということです。
みずがめ座に冥王星が入ってからというもの、世界には新しい風が吹き、人工知能によって刻一刻と変化しています。これは、私たちがこれまでのように汗水たらして労働しなくても、豊かな生活を送ることができるという良い前兆です。
インターネットによって高額な収入を得る人が出てきているのが良い例です。
このブログだって、本当はChatGPTを頼ればあっという間に本格的な文章が出来上がってしまいます(あえて取り入れませんが!)。
投資の世界でも、半導体企業に特化してバブルが起きており、一部の投資家は働かずにただ持っている株が値上がりするだけで、莫大な資産を形成しています。
ですが、このような人たちも、一朝一夕で豊かになったわけではありません。
恐らく、そうなるまでには逆境があっても夢を諦めない姿勢を貫いたのではないでしょうか。
土星の荒波を乗り越えるコツは、ホロスコープをかじっている私には何となく分かっています。
失敗は失敗ではなく試練だと理解することです。「力量を試されている練習」です。だから試練という漢字を使うのでしょう。失敗したと感じ、傷つくのを恐れてそこから何もしなくなったら、それは失敗が確定してしまうかもしれませんが、もう一回、もう一回と、次はうまくいく方法を練り直してやり直して、いつかうまくいけば、それは「試練を乗り越えた」ということにはならないでしょうか。
今年の始めに入った業界で、思わぬことにたったの数日で辞めることを余儀なくされましたが、次に入った福祉施設ではうまくいっています。今までにない人間関係の良さと待遇です。
私の例はささやかな出来事ですが、対処する問題が大きかろうが小さかろうが「諦めない姿勢」が大事なのではないか。
それが土星の厳しい試練を乗り切る秘訣なのではないかな、と思います。
今の私は「台風の目」の中にいるといって良いかもしれません。
ですが6月30日からの逆行により、そろそろ台風の目の中が終わってしまうのかもしれないです。
天体が逆行するとどうなる?対処の仕方
占星術の世界では「世界の流れ、宇宙の流れをスムーズにするためにふるいにかける。調整する」といわれています。
どの天体も逆行時期はありますので、いちいち気にかけていたらキリがありません。それほど気に病むことはありませんが、今回は土星の逆行ですので、上手に乗り切った方がラクだろうと思います。
以下は私なりのやり方です。経験と占星術の少しの知識ですが、やって損はないと思いますので参考までに書き留めておきます。
・夢と理想ばかりを追いすぎず、今は現実に生きやすい技量を身につける。
・自分の忍耐力と努力で耐えられることは、歯を食いしばってでも忍耐する。
・人知れず、コツコツ努力することを惜しまない。
・思い切った行動よりも内面での充実を図る。
・嫌なことがあっても「どうせ私なんてこんな程度」は厳禁。
・不平不満、愚痴をこぼさない。
・土星から無理矢理に振り払われる前に、自分から断捨離しておく。
日頃から気をつけておかなければならないこともありますが、土星は私たちにとって厳しい教師のような存在であり、厳しさの中にも愛情のある流れを私たちに与えてくれます。
そのような土星に背中を向けるような行為は良い流れをせき止めるかもしれません。
土星は「努力と忍耐」が大好きです。苦労を自ら買ってでもする人に恩恵をもたらします。
その行いがいつか必ず身を結ぶと信じて努力している人をほおっておきません。ぜひ、この逆行期間に努力し、忍耐しましょう。
私も、「ラクがしたい」という気持ちと日々闘っています。ですが、今は努力する時です。
それから、先生の立場から見ると、ブツブツ文句を言いながら教えられたことを仕方なくやっているような生徒はかわいくないでしょうね。どのような逆境にあっても腐らずにいる生徒を応援してくれるでしょう。
断捨離は、あらゆる古い思考、古い持ち物、凝り固まって融通のきかない思想を捨てることです。
古い慣習に縛られていることも、新しい風にうまく乗ることをさえぎります。自分から気づき、早めに捨てることができれば、土星のふるいにかけられることはないでしょう。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ピスケス
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