こんにちは、ピスケスです。
ホロスコープの7ハウスに入る前に、中学受験をした私の娘のネイタルチャートで気になるところがあったので、おさらいを兼ねて少し見てみたいと思います。
ホロスコープの意味をはっきり読む練習!
https://freehorocharts.com/
・太陽星座 みずがめ座
・うお座に海王星、水星、Kyronが配置
・おひつじ座天王星
・おひつじ座金星
・おうし座木星
・おとめ座火星
・てんびん座土星
・いて座に月が配置
・やぎ座冥王星
気になるところというのは、4ハウスの土星が11ハウスの土星オポジション(180度)の角度を形成していることです。
まず、おさらいになりますが、4ハウスといえば家族、母性、不動産(家)等、主に家庭に関することを表す部屋です。
また、MCというのが10ハウスの始まりにあり、ホロスコープの天頂になります。ホロスコープでは上半分が南半球、下半分が北半球となり、上半分が「社会的な自己」、下半分が「内面の自己」を表します。MCはその人が長い人生を送る中で、社会的な成功を目指す部分を表します。
社会的な成功というと個人間でさまざまな考え方があるとは思いますが、ホロスコープでは「社会的な自己の頂点」と考えますので、ここでは個人が一生続けられる生業を手にし、それを天命と感じられること、と考えていきますね。
このネイタルチャートで見ると、娘のMCがうお座にあり、うお座の守護星は海王星ですので、私の娘の場合、社会的な成功は「人を癒し、人を救う仕事、カウンセラー、福祉関係、医療」が主な職業となるでしょうか。また、MCにややずれて天王星があります。これは、奇想天外なこと、人と違ったことをやりたがる傾向があり、またそうしたやり方によって天職を見つけていくと考えられます。
MCと重なれば重なるほど、天体の意味が強くなりますので、ややずれている天王星がどこまで影響を及ぼすのかは計りかねますが、人よりは強い傾向にはあるでしょう。
そうした天職、天命を見つけるために、この10ハウスの始まりであるホロスコープの天頂=MCを目指して、1ハウスから8ハウス、9ハウスと私たちは長い時間をかけて経験し、自己研鑽を続けます。
話を戻しますが、娘の場合4ハウスに土星があり、11ハウスの始まりにある木星と凶角を形成しています。180度ですので、木星と土星の力が強く出すぎて余り良くありません。木星がプラスなら土星はマイナスであり、引っ張り合います。どちらも強い天体です。
木星は本来「拡大と発展」ですので最大の吉星です。また、おうし座にありますので、凶角でなければ大きな富と発展を娘にもたらすでしょう。しかし、そのアクセルに強いブレーキをかけるのが土星です。
土星は4ハウスにあり、主に家庭、母性、家を意味すると前記しました。つまりブレーキをかけるのは、家庭や両親、つまり母親である「私」ということになります。
星の解釈をするとき、主観を捨てる。
これは母親として最も認めたくないことかもしれません。
だって、それはそうです。誰も自分の子どもの足を引っ張りたいとは思ってないですし、自分はわが子の最大の理解者であり援助者であると思って行動しています。
でも、冷静になって考えてみると、やっぱりそんなことはありません。自分が大人になったら、親に生んでもらい、育ててもらって感謝こそすれ、これまでに親と反りが合わなかったと感じたこと、現在になってもなお進行形で親の考え方に対する不満を私たちの誰もが持っていますよね。
考え方のずれが、子どもの人生を変えることは当然大いにあるでしょう。
親の言動は子供に多大なる影響を与えます。
もちろん良い影響の方を沢山与えると信じたいですが、残念ながらそうではないケースもあるでしょう。
前回、私は今月のタロットカードが「TRUTH」(真実) であったと書きましたが、それには「自分の決定が、想像する以上に遠大な影響を与えるから慎重になるように」とありました。
それはもしかしたらこう告げているのかもしれません。
「あなたの親としての価値観や決定は、思っている以上に娘の人生に影響を及ぼす」と。
ホロスコープとタロットを重ね合わせて読んだ時、私は「まさかあ~」と思いました。自分の決定は、いつも娘のことを一番に考えて行っているつもりだからです。まさかこの私が、娘の可能性を狭めているなんてことがあるはずがないと。なのでそこも浅読みしました。スルーしました。
でも、よく考えてみると。
私はそもそも中学受験には反対でした。合格が難しいというのがまずありましたし、校区の中学校に入ればいいのだから、何もそんな要らぬ?努力をすることはないと思ったからです。
でもそんな私たちの反対を押し切って娘が我を通して受験にチャレンジしたことは、ホロスコープを読んだ今となっては正解だったと思います。
目を背けたいことでしたが、よくよく自分を見つめてみると、確かに私は娘の人生を小さくまとめたい願望があることに気が付きました。
危ない橋を渡って欲しくない。それは危険な目に遭わせたくないからです。でもそれだけではありません。遠くへ行って欲しくないんです。自分の手の届かないところに行って欲しくないんです。たった一人の娘ですから。
そんなことは親なら誰もが思うでしょう。でも、それが過度になり、親のワガママになった時、一人の人生の運命が変わります。
今後、10ハウスの木星の拡大を促すためには土星のブレーキを緩めないといけません。
MCの近くに天王星が配置されている娘は、人と違うことをするのが大好き。実は、太陽星座であるみずがめ座も、変わったことをするのが大好きな星座です。そんな娘は、輪をかけてこれからも人が選ばないようなこと、人とは違う選択を好む傾向となるでしょう。
そこで現実的なことを押し付けてしまうと、失敗を恐れるあまりに娘の挑戦したい気持ちをそぐようなことを言ったり、反対してしまったりするでしょう。しかし、娘にとって大事なことは「自分で選択し、その行動に責任をもって自分らしく生きること」です。結果は二の次であり、それよりも過程が大事なのです。
家族というのは人間関係の最小の単位であり、生涯を通じてともに強く影響を与え合う存在です。
外部の人間関係も重要ですが、密度の濃さは比較になりません。互いに死ぬまで成長できるかどうかは家族一人ひとりの生き方にかかっています。
自分の思考や在り方がどれだけ家族に作用しているかをもっと意識すれば、私たちの人生は更に豊かなものとなるでしょう。そう考えてみると、娘はこれからも彼女自身の生き方を通して「結果を恐れていては何もできない。挑戦することで人生を拡大させる」ということを、夫や私に教えてくれるのかもしれないのです。
まとめ。見たくないことから目を背けない。客観的視野が大切。
今回はホロスコープの勉強資料として娘のネイタルチャートを深く読みました。
ホロスコープは古代ではより良い人生を歩むための羅針盤でした。もちろんこれからもそうです。
「自分は何者か」を知ることによって、最終的には未来予測に使うのです。自分自身の傾向や相性を知るだけでは意味がありません。不測の事態が起きるかもしれないことを予期し、衝撃をできるだけ小さいものにするのです。そして拡大、発展の時にはその機をしっかりものにする。
そのためには、読みたくない部分を客観性を持ってしっかり読むことです。それが己を、また対象人物をより深く知ることにもつながり、今後の対策にもなるということを今回の経験を通じて学びました。
こんな感じで、不特定多数の人のホロスコープを読みながら、当ブログで勉強していきますので、よろしくお願い致します♡
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ピスケス
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