こんにちは、ピスケスです。
今日はホロスコープの3ハウスについて解説していきたいと思います。
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これは私のネイタルチャートです。
3ハウスに木星が入っています。おうし座3ハウスです。
3ハウスは「知識、旅行、兄弟姉妹、コミュニケーション」等の部屋です。
木星が3ハウスにある場合
3ハウスに木星が入っていると、得た知識や学問により人生が拡大していくととらえることができます。そのため、生涯をかけて学ぶ姿勢を貫くことが人生をより発展させていくことになるでしょう。
勉強し続けることで、その都度新しい人脈が芽生える可能性もありますし、兄弟姉妹とここでは書きましたが、近しい人(家族、親族)を含めてコミュニケーションが取りやすくなると考えます。
また、旅行をすることで新しい発見をして、その時の経験がきっかけで人生が発展していく可能性もあります。
ただ、私のネイタルチャートでは、木星が12ハウスにある火星とスクエア(□)を形成しています。
スクエアは90度であり、不調和の関係です。火星の行動力や積極性が仇となって過度にコミュニケーションを取ったり、旅行先でのトラブル、知識をひけらかしたりしないように注意する必要があります。
しかしそれだけではなく、1ハウスの太陽、金星、月とはセクスタイル(*)となっていて、こちらは良好な角度です。これはやはり自分の中の知識に磨きをかけていくことで、自分らしい生き方ができることが示唆されます。
太陽が3ハウスにある場合
太陽が3ハウスに入っていると、人とコミュニケーションを取ること、学ぶ姿勢を忘れないことが人生のテーマとなりそうです。太陽=人生の目標だからです。また、太陽とは自分自身でもあります。人とのつながり、知識や教養を身につける、兄弟姉妹の存在が自分自身と同じくらい大事な人も多いでしょう。
水星が3ハウスにある場合
水星が3ハウスに入っていると、ただでさえ知識を表す3ハウスに「知性の星」である水星ですから、輪をかけて知識を得たい欲求が高まることでしょう。
好奇心が旺盛になりますから、人と話すことも好きでしょうし、調べものをしたり、知らない地へ旅行に行くことも進んで行うでしょう。
さまざまな情報を得ることで喜びを感じます。
金星が3ハウスにある場合
金星は遊びや楽しいことが好きなため、旅行が趣味になるかもしれません。
また、華やかさを持ち合わせていますので、「魅力的な賢い人」というイメージを人から持たれることもあるでしょう。社交的で親しみやすく、人を惹きつける魅力に恵まれます。
兄弟姉妹からも憧れられる存在となりそうですね。
火星が3ハウスにある場合
火星はどのハウスに入っても、その部屋の特徴を強い行動力でもって高めていけるでしょう。
「闘いの星」とも呼ばれている火星ですので、自覚して多少自制しなければ行き過ぎた言動となります。
もしかすると、行き過ぎたコミュニケーションでもそれが強みとなる「弁護士」や「芸人」のような型にはまらない職業なら火星の特性を生かせるかもしれませんね。
土星が3ハウスにある場合
「知識」や「勉強」、または「労働」のハウスなどに土星が入っていると、地味な仕事や退屈な研究や勉強でも、腐らず地道にやり続けることで実を結ぶという意味になります。
土星が入っているハウスやサインは、その人にとっては苦手と感じることが多く、厳しい試練や修行となる可能性が高いです。
3ハウスに土星が入っていれば、もしかしたら幼少期から人とコミュニケーションを取るのが苦手だったり、遠くへ出かけるのが嫌でいつも家にいたり、勉強が嫌いかもしれません。
しかし、真面目さが取柄の土星でもありますから、苦手でも努力してやり続けることにより、最終的にはその分野が最も得意となる可能性が高いです。
良い教育を受けることに恵まれなかったり、兄弟姉妹とのかかわりも薄いこともあるかもしれませんが、「腐らず、真面目に、地道に」がキーワードとなります。
天王星が3ハウスにある場合
天王星が3ハウスにあると、奇抜な発想、人が思いもつかないような考え方や生き方を形成することになりそうです。
知識や人生観が新しいです。天王星を味方につけている人はただでさえそうですから、3ハウスに天王星が入っていれば、より奇抜なものとなり、人生を変えるきっかけとなるかもしれません。
また、その斬新な発想は人にも影響を与えるでしょう。
海王星が3ハウスにある場合
海王星が3ハウスに入っていたら、知識が精神世界の方に傾倒するかもしれません。海王星が霊的能力に優れ、インスピレーションや想像力がよく働くからです。
現実的な世界に生きるより、想像の世界にいる方が長いほどかもしれず、非日常を味わえる旅行も好きでしょう。
もし、3ハウスにある海王星が他の天体と凶角を形成していたら、身近な人との意思疎通がうまくいかない可能性があります。
冥王星が3ハウスにある場合
冥王星は「徹底する」という意味を持ちます。そのため、冥王星が入っているハウスは、他の天体と良好な角度を形成していれば、その分野に徹底しますので、スペシャリストになれる可能性があります。
専門的な知識を得るため、徹底して追及していくでしょう。
他の天体と凶角を形成していたら、兄弟姉妹と争いごとにならないように気を付ける必要があります。旅行など、遠出する際も注意が必要です。
まとめ。3ハウスは「知識、コミュニケーション、兄弟姉妹、旅行」の世界を広げていく部屋だよ~☆
ハウスの考え方として、他にも、1ハウスが生まれた瞬間であり乳児期、そこから人生がスタートし、2ハウスは幼少期、3ハウスは学童期……12ハウスは老齢期というふうにも見ることができます。
その考え方を照らし合わせると、3ハウスは学童期ですので、ちょうど勉強が始まる時期として「知識」、外の世界に自分の足で繰り出し、人とコミュニケーションを取り始めるのも、兄弟姉妹との関係が深くなっていくのもこの頃からですね。
補足ですが、となると2ハウスの「所有、財産」は、まずは生まれ落ちた家庭の経済状況や、人間が生まれて初めて所有するもの=身体、ととらえることもできます。
ハウスは長い人生を12のステージに分けた部屋と考えると頭に入りやすいですね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ピスケス
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