てんびん座火星の過ごし方

昨日おとといと、おうし座木星、しし座金星について簡単に説明してきました。その前にはうお座土星も出てきましたね。

今日は火星について説明させて頂こうかと思います。

私は占星術師ではありませんが、占星術というものを生活に取り入れて過ごすと、例えば大きな人生の岐路や、今なぜこうしたことが自分に起きているのか?またはどう乗り越えていけばよいのか分からない時等に、とても役立つと考えている、占星術の良さを皆と分かち合いたい素人です。

ですので、本物の占星術師と違ってかなり浅い解釈もあるとは思うのですが、こうしてブログにすることでより自分の中で占星術の理解が深まり、回を追うごとに奥深い解釈になっていくはずです。読者の皆様にはそこを期待して読み進めていってほしいです。

また、「解釈が浅い」というだけで、決して大きく外れたような説明にはならないと思いますので、占星術、天体や星座の意味等全く知らない方にはためになる…はずです!

ではてんびん座火星の説明に入らせて頂きます。

闘いの星、MARS 調和の星座、てんびん座

火星は「行動力」「主張力」を促します。自分の存在意義を主張するための行動を取ります。

男性性の星といえるでしょう。男性が、恋をしている時の様子です。男性は本来待つのではなく、追いかける動物ですよね。受動的ではなく、能動的です。火星は「防御」よりも「攻撃」を得意とするでしょう。そこから「闘いの星」というイメージが作られたのかもしれませんね。

体を動かすことや、積極的な活動を得意とし、他人や社会に働きかける機能を備えています。内に秘めた情熱を外に出す作用があります。

この火星の力が働きすぎると、分かりやすいイメージでいえばショートを起こす=大きな電流が流れ、過熱により発火する ようなこととなります。仕事でいえばオーバーワーク、恋愛でいえば相手への過干渉や束縛、もっと大きなことでいえば紛争や戦争等の争いごととなる恐れがあります。

それに反しててんびん座には「調和」の働きがあります。昔の人は本当に、よく「天秤座」というセンスのあるネーミングをしたものですよね。対となるもののバランスをとる星座です。意見の全く違う相手、男性と女性、教師と生徒、親と子、陰と陽、これらを天秤にかけ、争わせるのではなく「相手の立場を理解し、互いが平和に協力できる方法を見つける」ことに秀でた才能をこの星座は持っているのです。

てんびん座にある火星はちょっと和らぐ

もしてんびん座に火星がなかったら、火星は自分の力をフルに発揮できるかもしれません。

自分の太陽星座(生まれ星座)が各天体の位置とどんな角度を取っているかによって、調和の関係にあるか、もしくは不調和の関係になるかが決まるのですが、もし火星と太陽星座が不調和の関係を取ると、火星の勢いについていけなくなり、毎日がやることに忙殺され、ひょっとすると体調に異変をきたすこともあるかもしれません。ですが、10月12日までてんびん座に火星がとどまる今は、てんびん座の「調和」の働きのおかげで、火星の強さがややソフトになります。常に闘うことが好きな方でも、ここはちょっと小休止しましょう。

自分からどんどん勝ちにいくよりも、相手の意見に耳を傾け、自分の主張を通すのではなく、相手の心地よい方を取る。その方が天体からの後押しをもらえるかもしれません。

交渉事は、自分の主義主張を訴える前に、相手がどうしたいのかをまず聞き、相手の意向をのみこんだ妥協案を提示した方が、後で自分が得することにつながりやすい時です。

といっても火星はおよそ1か月で次のハウス(星座)に移動しますから、10月13日以降はまた火星と調和関係にある太陽星座の人は積極的に向かっていった方が良いことになるかもしれませんし、不調和関係にある人は働きすぎ、詰め込みすぎ、頑張りすぎに要注意です。

太陽星座と各天体との関係とは

自分のホロスコープ上には太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星が載っています。ご自分の出生時のホロスコープを見たことがあるでしょうか?自分が生まれた日に太陽がどこにあったかによって、自分の生まれ星座が決まります。その太陽星座の位置から、各天体の位置がどこにあるかの角度を測るのですが、その角度のことを「アスペクト」といいます。

アスペクトには0度、15度、30度、90度…と、角度によって呼び名があり、角度によって天体との関係性が変わります。この角度が何度なのかによって、占星術師は「調和関係」「不調和関係」といっているのです。その解釈を知ることで、かなり深い読みができるようになります。そういった具体的なことも、私は目下勉強中で、いずれこのブログで説明するつもりです。

具体的なことももちろんですが、大きな星の動きを知るだけでも、毎日起きる取捨選択の助けとなりますよ!

keiha

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