こんにちは、ピスケスです。
２０２３年の１０月は１５日の新月に金環日食が起こり、次の日曜日の２９日の満月には未明から明け方にかけて部分月食が起こるという、とても珍しい天体現象が続きます。
金環日食は日本で見ることはできませんでしたが、部分月食は天気が良ければ全国各地で観ることができます。
調べたところ、部分月食は明け方の４時３４分頃から欠け始め、５時５３分頃には終わります。月の12.8％が地球の影に隠れるようですね。
満月と同時に起きる木星の接近
１０月は２０時頃に夜空を見上げると、東の空にとても明るい星が輝いていますよ。これが木星です。大きいです。夜空全体を見渡してみても最も明るい星ですので、天体に詳しくなくてもすぐ見つけられますよ。
このおうし座木星が２８日から２９日にかけて月に接近します。おうし座木星に、おうし座満月のコラボはとても神秘的です。
満月となった月はとても明るく輝きますが、木星は月に近づいても月光に負けることなく強い輝きを放ってその身をアピールするでしょう。
新月に始めたことが満月に定着する
新月と同時に何かを始めたこと、例えばダイエットやデトックス、瞑想、勉強、自分を向上させることなら何でも良いのですが、それが満月の日までに続けられると自分の意識や身体に定着するといわれています。新月に浄化、満月で願望成就といわれる所以ですね。
ある知人がどうしてもお酒を断ちたくて、１年前の新月にスタートさせました。
新月から満月まではとりあえずやり抜く、そうして満月から次の新月までは一旦休息を入れ、次の新月からまた満月まで断酒…を繰り返して、お酒に飲まれない、コントロールできる自分を手に入れました。
月の満ち欠けはヒトの身体に影響を与えていると昔からいわれています。その力を借りた成功例です。皆さんも、やめたいけれどなかなかやめられない何かがあったら、次の新月から断ってみてはいかがでしょうか。
月は内面、潜在意識を表す。木星は社会参加、社会規範
占星術として考えると、太陽が父親なら月は母親。太陽が陽なら月は陰。表立った太陽を支える存在が月です。月食の観測自体はその日の数時間で終わりますが、その影響は約半年も続くといわれています。
月が欠けるということは、おうし座が意味する生活の安定や丁寧に生きること、物事をじっくり味わうこと、生活の基盤なるものが自分の内面でやや不安定になってくることを暗示します。いつもより更に丁寧に生活することを自分に課しましょう。忙しいからと料理の手を抜いてテイクアウトやジャンクフードで済ませたり、栄養バランスを無視した食事を続けるのはこの時期特に要注意事項です。
高価な買い物等も、一度見ただけで購入を決めたりすると、後でそれをずっと使い続けなければならなくなり、不便を強いられることにもなりかねません。すぐに購入を決めずに何度か足を運んで決断すると、後でいい買い物をしたという充足感が長く続きます。散財するのではなく、一つか二つに的を絞って良質なものを買うように心がけましょう。
木星は社会的な自分の立場や居場所の形成を手伝ってくれる天体です。アメとムチでいえばアメの存在。ムチは土星です。優しく私たちをさとしてくれるのが木星ですので、その木星が月に近づくということは、自分(特に内面)を良い方へ変化させようと頑張る人にはイイコトを運んできてくれるかもしれませんよ！
１０月１５日の日食も、地球上に強い影響をもたらし、各地で色々な変化が起きています。それは月食同様しばらく続くでしょう。皆、普段は全く意識して過ごしていない人がほとんどですが、毎日太陽の光を浴びています。こういう時こそ自分をアップデートさせる大チャンスです！
まとめ
・２０時頃夜空を見上げ、木星を感じて下さい。
・１０月２８日、２９日に月に近づく木星を観て、感じてイイコトを引き寄せましょう。
・２９日の部分月食を観るための早起きは最高です。
・ここから半年、より丁寧に、自分を大事にして過ごしましょう。
今日もお読み頂き、ありがとうございました！
ピスケス
コメント