台風、地震等の災害時にポータブル電源を備えよう!

lightning strikes ライフスタイル
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こんにちは、ピスケスです。

 

随分と久しぶりの更新になってしまいました(;’∀’)

 

7月末から子どもの夏休み、更には自身のコロナ感染、体調不良の中仕事と家事に追われてしまい、

ブログを書く余力が残ってなかったです。

もっと欲しい体力( ^ω^)・・・。

 

そんな中、8月8日に宮崎沖で地震が起きましたね!

気象庁が「南海トラフ地震臨時情報 巨大地震注意」という呼びかけを行いました。

警戒ではなく注意ですから、すぐに大きな地震が来ると呼びかけているものではないですが、日ごろから地震への備えをしておこうよ、というものです。

 

非常用持ち出し袋を不測の事態に備え、すぐ持ち出せる場所へ置いたり、住んでいるところの自治体の避難場所の確認、大型家具の固定などですね。

私は過去に熊本地震があった際に、非常用持ち出し袋や非常食、ポータブルトイレなど、最低限ですが家に備えました。

あと、枕元にはヘルメット。これは大きな揺れで家具が倒れてきた時などに頭を守るためです。

今回の地震に際して、断水が起きた時の水を確保していなかったので、飲用水とは別に水を20リットルタンク×3つほど準備しました。これは、暑い時に体を拭くとか、トイレを使う時に水を流す等に使用できるでしょう。

 

他に、これまでで気になっていたものの、なかなか準備できずにいたのが停電時の電力の確保です。

家にソーラー発電があり、蓄電できるお宅はいいですね。猛暑の際にクーラーや扇風機が使用できたり、真冬の際の温度管理ができますね。夜は明かりが灯せますし、あとは冷蔵庫が使えたり、お湯を沸かすことができたりと、電気が使用できるというのは非常事態では特に心強いでしょう。

我が家もソーラーがあれば言うことないですが、今から屋根に取り付けるというのは何よりお金がかかることを考えると、ソーラーにも寿命がある上、今後子どもの教育費や老後の資産形成を計画する中で、やはり100万円以上の出費というのは二の足を踏んでしまいます。

 

そんなわけで、コレ買いました♡

EENOUR(イーノウ)というところのポータブル電源です。

https://item.rakuten.co.jp/mkshop0/set2-1791201001/?scid=wi_ich_androidapp_item_share

ブランド由来が「信は万事の本を為す」からきており、これは信義を貫く意志、これによって「一諾千金」という中国の熟語を果たすために、「一諾」の中国語音訳から「イーノウ」と名付けたということで、中国の会社が製造メーカーです。

 

ポータブル電源のワット数はどれがいい?

家庭用のポータブル電源で、最も悩むのが本体のスペックだと思います。

これは使う目的に応じて購入したいスペックが違ってくるでしょう。

ちょっとしたアウトドアを楽しむための目的なら600w程度でも便利です。

例えば、よくあるのがゲーム機やスマホの充電です。他にタブレットやノートパソコン、電気シェーバー、電気毛布、テレビ、LED照明や扇風機も使えます。

しかし購入前に色々調べたところ、1000w以下の電源だとお湯を沸かしたり、炊飯、ドライヤーをかけたりすることはできません。

災害時用としてポータブル電源を事前購入するなら、停電になった時のことを想定すると、まずは明かりの確保、それからスマホ充電や、最新情報を得るためのテレビやラジオ、寒い時なら電気毛布、暑い時なら扇風機、更にミニ冷蔵庫などを同時使用することが考えられます。そうするとやはり1000w以下では厳しいです。

 

我が家が購入したポータブル電源は、1500wです。

 

1500wあればぎりぎり炊飯ができます。電子レンジも1000w程度なので使えます。お湯を沸かすこともできます。こちらも使用時には1200wほどいきますのでぎりぎりです。単独使用なら可能なので便利です。1000w以下だとAC電源も2つほどしかないですが、こちらの製品は1500wだと6つもついています。

2000wと悩みました。2000wあればかなりのことができますが、購入費用がグンと上がりますね。

ちなみにEENOURの製品で1500wにソーラーパネルがついて購入価格は10万円ほど、2000wはソーラーパネルがついて約16万円、有名メーカーJackeryに至ってはEENOURとほぼ同等の値段ですが、ソーラーをつけると更に高くなります。

 

 https://item.rakuten.co.jp/jackery-japan/60-2020-jpc1c1/?scid=wi_ich_androidapp_item_share

ソーラーパネルの容量も大きければ大きいほど充電時間が短くて済みますが、そのぶん値段も上がります。Jackeryは200wのソーラーパネルだけで約9万円かかります。

それに、容量が大きくなればなるほど本体が重くなるので持ち運びが大変です。

1500wの製品で16kgもします。2000wに至っては20kg以上もしますので、持ち運ぶことを考えたら特に女性には2000w以上の電源はオススメしません。

 

我が家のEENOURは1500w仕様、120wのソーラーパネルがついて94990円でした(楽天市場価格)。たまたまセールをしていたこともあり、通常より更に1万円ほど安く購入できました。

Jackeryと比較してもEENOURはお買い得なのが分かります。

 

ソーラーパネルについてですが、これがあればAC電源から充電せずに太陽光で充電できます。

ただ、ソーラーは満充電するのに非常に時間がかかります。

120w一枚のソーラーパネルだとおよそ15時間かかり、200wならおよそ12時間位でしょうか。

二枚あれば充電時間は更に短縮されますが、そうするとまた価格が上がります。

AC電源から充電すれば数十分もあればフル充電できますので、ソーラーパネルを買わずに単独購入してもよいと思います。ただ、被災して停電時間が長時間に及んだり、電源のないアウトドアでの使用などを考慮すると、太陽光でも充電できるソーラーパネルは必須アイテムかと思い、我が家はセットで購入しました。

 

ちなみにJackeryは米国企業のメーカーですが、工場は中国に構えていますので、製品自体は中国製です。

つまり、ブランドイメージはそれぞれあるかもしれませんが、JackeryもEENOURも中国製品ということです。

 

ポータブル電源は日常使いをすると節電になる。

とはいえ、災害時用に購入したポータブル電源。そんな非常事態はそうそう起こるものではありません。

停電って、今の日本では余り起きなくなりましたよね?

たまにニュースでどこかの町で何万戸が停電したと聞くことはありますが、自分が住んでいる町で起きることは本当に稀で、現代の日本は電力の安定供給が確保されています。

自分が子どもの頃は、時々何の原因かよく分からず、急にふっと停電になることがありました。

それでも、数分もすれば解消されましたし、昔大きな台風被害を経験したことがあり、その時は暴風により深夜に停電しましたが、それでも朝には解消されました。

現代の日本人は、大きな災害に見舞われた人でない限り、停電を経験したことがない人の方が多いかもしれません。12歳になるうちの子どもは停電を経験したことはありませんね。

このようなことからも、停電ってそうそう起きるものではないのです。

 

それに、買ってから言うのもなんですが、これが活躍するような災害は起きない方がいいに決まってます。

 

では10万円近くも出して購入したこのポータブル電源。平常時には一体どう活用していきましょうか?まさか、災害が起きるまでしまっておくわけにもいきません。

ケチな私が購入を決めた理由は、もちろん災害に遭遇した際に、せめて少々の電力の確保だけでもできるという安心感を得ること。もう一つは日常の電源として使用することで節電効果を得ることです。

 

・昼間にソーラーパネルで電気を蓄え、夜間にポータブル電源から電気を使用することで節電効果が得られる。

・1300wを消費する家電製品(オーブントースター、炊飯器、電気ケトル、ドライヤー、ホットプレート、寒冷時のヒーターetc)これらを1日トータル30分、毎日使い続けた場合は1か月あたりの電気代はおよそ604.5円、1年あたりの電気代はおよそ7355円かかる計算(AIによる概算)。

 

補足ですが、1wの電気代を知ってますか?

1wの電気を1時間使用した場合の電気代は0.027円です。

この数字を覚えておけば、あらゆる電気代の計算ができます。

例えば、

0.027×消費電力(使用する家電品のワット数)×使った時間×使用日数

=0.027×掃除機(1000wとする)×0.5(30分)×30日

=405

家じゅうの部屋に、掃除機を毎日30分かけた場合の1か月の電気代は405円となります。

1wは0.027円。これを覚えておくとわざわざネット検索しなくてもカンタンに手元にある電化製品の電気代を調べることができますよ。上記のAIによる概算では0.027円では計算してないようですが、だとしても、1300wを消費する電化製品を毎日30分使うことがあり、それをポータブル電源で補うことができれば、1か月で500~600円、1年で6000円以上の節約は見込めそうですね。

 

まとめ。ポータブル電源のメリット、デメリット。

[メリット]

停電時やアウトドア活動での電力供給が確保できる。

家に備える蓄電池などと違って軽量・コンパクトで持ち運びが可能。

多機能で様々なデバイスに対応できる。住んでいる住居自体にコンセントが少ない方などにとっては、工事不要で多様な電源を得られる

[デメリット]

価格が高め。

ソーラーパネルでの充電に時間がかかる。

バッテリーの寿命に限りがある(1年365日毎日使用でおよそ10年~15年)。

 

以上、現在リアルタイムで台風10号が直撃している九州からお届けしました(*’ω’*)

ポータブル電源が活躍するような災害になりませんように。

これから台風が迫ってくる進路にお住いの地域の皆様、くれぐれもお気をつけ下さいね!

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

ピスケス

 

 

 

コメント

  1. みゆ より:

    ポータブル電源いいですね☺️私の会社の人も買ってました。しかも10万以下はとってもお得ですよね私も今回の地震で560×24本のペットボトルを購入してお盆の帰省があったので届いてそのまま車の後ろに積み防災リュックもパンパンに2つ車の後ろに積みました。そのままにしてます。でも先週『重たい荷物をずっと置いてると燃費が悪くなります』と車に言われました家に戻そうかどうしようか悩み中です。このまま何も起きずに、起きても大したことなく過ごせるといいですね。8月お疲れ様でした。

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