個人鑑定で勉強してます。H君の奥さんを見ました。

占い

 

こんにちは、ピスケスです。

いつも拙い私のブログを読んで下さっている方、ありがとうございます。

 

ブログ内で占星術の勉強をしております。その他、日常生活に役立ちそうなことを楽しく書かせて頂いてます。

 

前回はH君を見ましたが、今日はその方の奥さんのMさんのネイタルチャートを見てみたいと思います。

 

誰かも分からぬネイタルチャートでも、読んでいるうちにホロスコープのことが何となく分かってくるかもしれません。興味のある方は是非のぞいていって下さいね!

 

受動的な人のネイタルチャートはこんな感じかも。

 https://freehorocharts.com/

1981/02/17 太陽星座みずがめ座

 

出生時間が不明のため月の位置は考慮せずにこのネイタルチャートを見ますと、円の右半分にほぼ全ての天体が入っています。ドラゴンヘッドがしし座にありますが、ドラゴンヘッドは月と太陽の軌道が交わるポイントのことであり、天体ではありませんので、月を除くと全ての天体が右半分に入っていることになります。

こうしたネイタルチャートの場合、受動的に生きる要素が強い、と読みます。

理由は読む人の解釈でさまざまありますが、一般的にはホロスコープの左半分はを意味する=太陽の昇る方角であるため積極性や自我の強さ、右半分は西を意味する=太陽の沈む方角であるため消極性や受け身を意味する、といわれています。

また、これまでのハウスの勉強のおさらいとなりますが、1~4ハウスは生まれた家、故郷、家族、学校や地域、その世界の中での友達などを意味しますね。それらのハウスにこの方の場合天体が入っておらず、

5ハウスのてんびん座に木星、土星、冥王星

6ハウスのさそり座に天王星

7ハウスのいて座に海王星

と続いて入っています。

5~7のハウスは人が成長し、大人になり始めてから経験する人間関係、特に労働や恋愛においての対人関係を示すハウスですので、このMさんは恋愛や仕事を通じて出会う人間関係では受け身的であり、そこで起きたことを受け入れることによって自己の成長を遂げる、と読むことができます。 

これらの天体をもう少し詳しく見てみます。

 

5ハウスの木星が9ハウスの金星と120度でトライン

5ハウスの土星が9ハウスの金星と120度でトライン

5ハウスの冥王星が10ハウスの水星と120度でトライン

何だかやたらと5ハウスに天体が集中していますね。

5ハウスは恋愛や遊びを表す部屋です。他にもギャンブルや趣味、芸術、創作活動、子ども等の意味がありますが、代表的なのはやはり恋愛や遊びです。一般的に5ハウスに天体が集中していると「恋多き人」と読みます。それも、自分から言い寄ることは余りなく、どちらかといえば言い寄られて付き合うことが多かったのではないでしょうか。天体が右半分に集中していることからもそう読むのが自然でしょう。

この5ハウスに入っている木星と土星が、9ハウスの精神の向上や高等教育を表す部屋に入ってる金星と良い角度を形成しています。また、10ハウスの社会的地位や達成を表す部屋に入っている水星とも良い角度を形成していることから考えても、若い頃は特に社会的に強い立場にある年上の男性に強い憧れを抱き、その相手によって色々なことを勉強させられたと読むことができます。

このMさんは私の友人ですので、できるだけ先入観なしにホロスコープを読むことを心がけていますが、当たっている気がします(笑)。

また、恋愛関係にあった社会的地位の高い年上の男性と結婚していたとして、結婚生活はうまくいっていた可能性が高いです。

というのは、星を見る限りですが、受け身的な女性と社会的地位の高い男性。これだけでもパートナーとしてはバランスが取れていると思いますが、5ハウスの木星は拡大を意味する星であり、これが10ハウスの社会的成功の部屋にある水星を大きく後押ししているからです。

またこの木星は9ハウスの金星とも良い角度を示していますから、知性がより磨かれる、と読むことができます。このMさんがどちらかといえば受動的であり、自分の人生を積極的に切り開いていくタイプではない考えたとしたら、こういう人は自分に関わる周りの人を光らせる存在となるでしょう。

昔でいう「あげまん」ってヤツですね(*’ω’*)♡いいなあ~♪

 

付き合っていく相手がどんな相手であったとしてもMさん自身はそういう星回りですので、家族や友人を向上させる要素を持っています。ただし、恋愛や結婚となると相性が関係してきますので、厳密には相性を見なければ分かりません。相性も良かったら言うことないでしょうね。

私ピスケスはまだ相性を見たことがなく、それは今後の課題です。そのうちMさんご夫婦の相性を見たいと思っていますのでしばしお待ちくださいね!

 

過去の傷を表すキロンが、選択に大きく影響しているかもしれない 

自分自身が本当の幸せや豊かさを手に入れることをどこかで恐れていませんか?

人というものは、自分は幸せになるために生きていると思っているし、そのための行動を取っていると信じているものです。

でありながら、一生を終えるとき、(自分は本当に幸せだった)と心底思い、笑顔で死ねる人は実際にはそれほどいないのではないでしょうか。

 

この世に生まれ落ちてから死を迎えるその瞬間まで、私たちは何をするにしても大なり小なり選択の連続をしています。

その選択が人生を変えるような大きなことでも、逆に今日の晩御飯は何にしようか?というような些細なことであっても、私たちはより自分が快適に感じる方を選んでいるでしょう。それというのは、大きな枠でとらえると、「幸せになりたいから」に他なりません。

ですが、世の中には、過去の辛かった出来事を二度と味わいたくないと思っているにも関わらず、再び似たような経験をすることを選ぶ人がいます。

例でいえば、過去に虐待経験がある人はDVをする伴侶を選んだりします。また、それほど極端な例でなくても、何か危険な匂いのする人を好きになったりします。他にも、貯金が全然ないのに贅沢品を買ってしまったり、どう見積もっても負けが込んでいるのにギャンブルを繰り返したり、といったこともそうです。

私でもあります。例えば私は株式投資をしていますが、ある銘柄の株価を追っていて、そのうち株価が上がるだろうと分析からいっても分かっているのに、なぜか買わなかったりします。買えばいいのに、上がるだろうと予期できている銘柄に限って、なぜか買う勇気が出ないのです。その後、予想通りに株価が上がって(ああ、やっぱり買っておけば良かった)と悔やむのです。

でもそんな時、私は買う勇気が出ないのは、万が一予想が外れて損をしてしまうことを恐れているのではなく、どこかで自分が大きなお金を得るような資格などない、と思っているからではないかと。

潜在的に、どこかで自分の人生はこの辺でいいだろうとブレーキをかけているのです。

 

私のような例はまだいい方で、明らかに、こちらを選べば更に困ったことになるのは火を見るよりも明らかなのに、わざわざ苦労する方を選ぶ人すらいます。それというのは、過去に何らかの深い傷を心に負っていて、とっくに癒えていると思っていてもどこかでくすぶっており、無意識下で(私には今以上の幸せは値しない。私が幸せになれるはずがない)と自ら刷り込みをしてしまっていて、いわゆる幸せになることへの恐れが選択を誤らせてしまっていることが影響しているような気がします。

 

そのような星が、このMさんのネイタルチャートにもあります。

キロンKyronと金星のスクエアです。キロンは12ハウスのおうし座、金星♀はみずがめ座9ハウスに位置していますので、ご確認下さい。これが90度でスクエア、そしてすぐそばにある過去を表すドラゴンテイルと、必然的に対極にある未来を表すドラゴンヘッドともスクエアとなります。

ドラゴンテイルはみずがめ座、ドラゴンヘッドはしし座に位置しています。

 

キロンがある部屋は12ハウスのおうし座ですが、ここにトラウマがあるということは、Mさんは、自分自身を見つめることが苦手、また、変化することが苦手ですので頑固です。こうと決めたり、これがいいと一度感じたことは、もしかしたら他にももっと心地よく感じられるものがあるかもしれなくても、なかなか変えようとはしません。おうし座は感性が豊かで味わったり堪能するのが得意な星座ですが、ここにトラウマの星キロンが入ると意味が反転してしまいます。物事をじっくり吟味するのが苦手となりやすく、おうし座の安定志向が転じて頑固、となります。

そして、おうし座も金星という天体も「豊かさ、自尊心、美、安定、金銭」等を象徴するような星です。ここにトラウマがあるということは、本当はそれらを手にするに値する器ではあるが、何か大きな深い傷を抱えていて、それがまだ癒えていないために自ら手にすることを放棄している、と取れます。

ここでいう過去の傷、というのは幼少期であるかもしれないし、過去世での記憶も意味します。

 

個人のホロスコープを読むたびに、何度も繰り返しお伝えしていますが、私たちがこの世に生まれてきた理由の一つに、過去のネガティブな経験を克服するためというのがあるでしょう。もし、輪廻転生を信じるならば、私たちが色々な命を繰り返す意味は、魂を成長させるためです。

Mさんの場合は、本来ならとても裕福であり、お金も知性も美しさも欲しいままに手にできるような星の下に生まれていますが、6ハウスの天王星♅7ハウスの海王星♆が、生活の不安定さをやや物語っており、まずはご自身の労働や健康面でのアンバランスを正すことと、7ハウスは結婚相手を意味しますので、伴侶を社会的に成功させることでトラウマの克服ができる、と読めます。

しかし6ハウスは割と若い時代(20代~30代)を表すハウスですので、Mさん自身の労働における不安定さや健康面での不安はすでに解消できていると考えても良いかもしれませんね。

結婚後の生活は独身時代よりも長くなりますので、Mさんの「周囲を輝かせるあげまん気質」で長い時間をかけ、深く考えることに時間と労力を惜しまずに家族を磨き上げること。それがMさんにとっての使命であり、過去世からのトラウマを克服する宿題といえるでしょう。その宿題を終えた時、大きなご褒美が用意されているような気がします。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

ピスケス

 

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