ホロスコープの4ハウスについて

占星術

 

こんにちは、ピスケスです。

今日はホロスコープの4ハウスについて解説していきたいと思います。

 

4ハウスは「家族や母親、不動産や住居」を表す。

 https://freehorocharts.com/

これは私のネイタルチャートです。

4ハウスには天体が入っていません。

これは家族運や住居の運を持っていないということではなく、特別良くも悪くもない「普通」なんだそうです。

誰でも1つや2つは何も入っていないハウスがあると思いますが、至って普通だそうですので、安心して下さいね(‘ω’)

 

太陽が4ハウスにある場合

これは家庭が「自分自身」と受け取れますから、自分と家は同じくらい大事であり、「家庭を守る」ことを今世での使命として生まれてきているのかもしれません。

私は太陽が1ハウスにありますが、これは手っ取り早く言えば自分自身が最も大事だということになります。このように、太陽が入っているハウスは人生の中でかなりの主要部分を占めると考えてよいと思います。

 

月が4ハウスにある場合

※補足ですが、月が入っている場合のハウスの説明をしてきませんでしたが、これは、月は出生時間が正確に分からないと月の位置が定められないためです。出生時間が不明の人が意外と多く、月を考慮に入れない場合が多いと判断したのですが、そもそもハウス自体が出生時間が分からないと使えないものですので、ハウスと同じように月の説明も入れたいと思います。

 

月が4ハウスに入っていると、月の母性に4ハウスの母親が加わりますので、母性が2倍になると考えます。

小さい頃から母親の影響を強く受け、それが良い方に働けばよいのですが、母親からの過干渉や溺愛につながり、共依存となったり、母親の影響を強く受けた子育てをするなど、人生を通して家庭=母親の存在が大きくなるかもしれません。

ただ、家庭が安らぎの場となります。強く出やすい母性や家族愛を、一方的にならないよう注意して注いでいく意識が必要です。

 

水星が4ハウスにある場合

水星が入っているハウスは、どのハウスにしろ、間違ったことには余りならなさそうです。

水星の知性でもって、そのハウスは成長していけるでしょう。コミュニケーション上手ですので、家庭は円満となるでしょう。ただ、4ハウスに入っている水星が他の天体と反発する角度を形成した場合、考えすぎによるケンカや、家庭内のこだわりが強くなり、悩む場面が多くなるかもしれません。何事もほどほどが大事ですので、意図的に家の中をたまには緩ませるような知性も大事です。

 

金星が4ハウスにある場合

4ハウスや3ハウス、また7ハウスのように「家庭」を表すハウスに金星が入っていると、両親から愛され、かわいがられ、兄弟仲も良いという恵まれた家庭生活を送る可能性が高いです。

「母親が金星」ということになるからかもしれませんね。いつの時代も、家庭を守る立場の母親が明るく、朗らかで、家庭を切り盛りする才にあふれているというのが家庭円満の鉄則かもしれません。

 

火星が4ハウスにある場合

火星が4ハウスに入っていると、「家庭が攻撃的」となりやすいため、円満な時は家族仲良く色々な場所へ出かけたり、活発にコミュニケーションが取れて楽しい我が家かもしれませんが、ひとたび悪い流れが来ると言い争いや家庭内紛争が起きやすい傾向にあります。

4ハウスの火星と、自分の他の天体や、家族の誰かの天体が反発し合う角度を形成しており、かつその天体が土星や天王星、同じ火星、更に冥王星の場合は特に注意が必要です。

 

木星が4ハウスにある場合

木星は他の惑星と比べると格段に大きいです。そのため、4ハウスに木星が入っていると、大家族である場合が多いです。また、裕福な家庭も多く、経済的にも恵まれている傾向にあります。

教育水準が高く、幼少期から恵まれた教育を受けることができるでしょう。家や土地を相続することもあるかもしれません。

もし、木星が他の星と反発する角度を形成している場合、大家族であったり、財産が膨らむということを考えると、相続をめぐっての家族間の争いごとが大きくなる可能性もあります。

 

土星が4ハウスにある場合

土星が入っているハウスは自分にとってその場所が道場のようになります。つまり、稽古場、修行の場となりますので、生まれた時からそのハウスのテーマでの苦労が多く、人よりも恵まれていないと感じてしまうかもしれません。

土星が4ハウスにあると、幼少期から家庭や母親に恵まれていないとか、孤独で寂しいか、その反対に束縛されて自由がないと感じるかなど、家庭が安住の場ではないと表現されていることが多いです。

しかし、土星はただ私たちに辛い思いばかりを強いているのではありません。

それが人生のテーマとして、自分に与えられた乗り越えなければならない試練なのだと覚悟した時から、土星はいつか必ず恩恵をもたらしてくれます。

どんなに辛くても「乗り越えよう」と前向きにとらえることが大事です。

 

私のネイタルチャートでは、土星は6ハウス「労働」の場にあります。

これを知った時、これまで起きた全てのことが腑に落ちた感覚がありました。

詳しくは6ハウスで説明していきますが、土星が与える試練は長い目で見ると、非常に実り多きものとなります。

 

天王星が4ハウスにある場合

お互いが自由に過ごせる良い家庭環境となるでしょう。

親が自由奔放かもしれませんね。互いを束縛せず、友達のような関係になることも多いでしょう。

離れて暮らしても、いつも連絡を取り合ったり、久しぶりに会っても自然に会話がはずむでしょう。

常識から外れた家庭となりますので、世間一般的な行事やしきたりを重くとらえません。周囲から非常識な家だと思われないよう、時々は周囲と足並みを揃えることが大事です。とはいえ、周囲の関係はともかく、家庭内は円満な傾向にあります。

 

海王星が4ハウスにある場合

家庭に夢と理想を持ちますので、自分の思い描く家庭像を追求し続け、家族に対する要求が強く出てしまうかもしれません。

自分ではそんなつもりはなくても、ついつい、いつまでも家族に依存してしまうことがあります。それというのも、自分の「理想」とする家族であって欲しいからです。

これは大人になって結婚しても続く傾向にあり、理想的な家庭を思い描きすぎて離婚となる可能性もあります。あたたかい家庭を求めるのであれば、理想はほどほどに、を肝に銘じましょう。

 

冥王星が4ハウスにある場合

これも「天地がひっくり返る」要素を持つ冥王星が4ハウスにあると、幼少期から複雑な家庭環境だったり、大きく生活が一変するような出来事が起こりやすい星回りです。

親に振り回される、家業を継ぐことを強要されるような運命になることが多いです。

ただ、冥王星は「カリスマの星」でもあり、味方につけたら大成します。過酷な運命をいかに受け入れ、星に振り回されるのではなく、いかに自分が舵取りをするかによって大きく未来が変わるでしょう。

 

まとめ。4ハウスは家庭という生活の基盤となる部屋。

ざっくりとではありますが、4ハウスに各天体が来た時の解説をしていきました。

1ハウスから始まった一人の人生が、自分という存在を知り、身体や家庭生活を所有し、人とコミュニケーションを取り始め、家庭の中で人格を形成していくところまで来ました。

次回は更に人間関係が深くなっていく、5ハウスの恋愛や自己表現をしていく部屋です。

ちょっと大変でも一つひとつをこうしてブログにまとめていくと、各ハウスの性質が頭に入ってきました!

 

ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました~🌠

 

ピスケス

 

 

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