こんにちは、ピスケスです。
今日は、ホロスコープの2ハウスに惑星が入った場合の意味について解説していきたいと思います。
2ハウスは「所有、財産、収入、仕事」を表す部屋。
https://freehorocharts.com/
これは私のネイタルチャートです。
2ハウスのところを見ると金星(♀)、ドラゴンテイル、キロンのマークがあります。
ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを知っておこう ←ドラゴンヘッドとドラゴンテイルについてはこちらに詳しく解説しています。
ドラゴンテイルは過去(前世)を意味するなどといわれます。キロンはたまたま私の生まれた年である1977年に発見された小惑星です。これは記載されていないホロスコープもありますが、わざわざ記載するホロスコープもあるところをみると、全く影響がないともいえないようです。
Kyron…傷つく星、補完する星。
そして私は金星もキロンもドラゴンテイルもおひつじ座2ハウスです。
この星の配置では、前世で財産や仕事、収入において何らかの傷つきがあり、それがトラウマとなって今回の人生で、よりそれが欲しくなっている、とか、前世で財産や仕事、収入を奪われた記憶があり、この世において奪われたぶんを補おうとしている、というふうにとらえることができます。
そういうふうに考えると、まるで夢物語ですね。
だってねえ、前世なんて確認しようもないんですから、なんとでも書けますよ。
ただ、占星術の先生から「お金がもっと欲しい!とかないですか?」と聞かれた時、それはある、と思いました。
でも誰だってそうじゃないんですか?
(そんなの、誰だってそうでしょ!)って内心思いましたよ。
ところが、それが実は違うんですよね。
私と同じくらいの生活水準の人でも、結構満足しちゃってる人もいれば、私より段違いにお金持ちでも「まだまだ足りない」と思ってる人もいます。
それは確かにそうなんですよ。
私はつい最近まで、お金って皆いつも沢山欲しいと思っていると思ってました。
でも、違うんですよね。
一番身近なのが私の夫で、結構満足度が高いです。
夫婦であり家族ですから、当然生活水準は全く同じですよね。
なのに、経済的な満足度が違うんですよ。
偉そうに、「お金ばっかり追ったらいけんよ~(‘ω’*)V」なんて、私に悟ってるかのように言いますよ。
借金作ったモンが偉そうに言うんじゃないわい!!
……。
ですので、お金に対する執着度合いは、性格や生まれ育った環境も関係ありながら、ひょっとすると前世の記憶なんかも影響してる可能性もゼロではないですよね。
前世とか来世とか、この世とかあの世とか、生きている人間が確認しようもないことは、絶対あるとも絶対ないとも言えないですから。
金星は皆から憧れられる存在ですので、2ハウスに金星が入っていると、そこが自分の羨ましいと感じる部屋になります。
確かに、自分より生活が豊かに見える人がまぶしく感じますね~。
ただ、自分も2ハウスに金星が入ってるのですから、そんなに金運や経済的な度数は悪くないんですよ。意外と恵まれているらしく、快適な生活を送れるらしいです。
ほんと意外ですよ。自分はBINBOだと思っていましたので。
占星術の先生から「結構お金持ってるんじゃないですか?」と探られましたが、本当にそんなことはなく、ただ、「趣味や遊びにお金を使う傾向にある」とも言われました。
それは当たってますね~。
金星が2ハウスにある人は、ある程度恵まれた生活を送れるけれども、娯楽にお金を使いすぎないように要注意ですね!
太陽が2ハウスにある場合
太陽は「自分自身」でもあり、人生の目標という意味もあります。太陽という存在は私たちにとって光り眩しく、輝く存在だからです。
仕事や収入、所有、財産を表す2ハウスに太陽がある人は、仕事で成功することが人生の目標となるかもしれません。また、財産を所有することが目標となるかもしれません。
また、自分自身の存在が財産だと考える人もいるでしょう。
水星が2ハウスにある場合
水星が2ハウスに入っていると、知性が収入や財産を取得することに向かったり、仕事の中で知識や教養を蓄える傾向となりそうです。そのため、仕事の仕方が理知的で無駄がありません。「デキる人」と見られるでしょう。そこに収入がついてきます。
無駄遣いをすることも余りなさそうです。
火星が2ハウスにある場合
火星が2ハウスにあると、積極的にお金を稼ぐ性質になりそうですね。こういう星まわりの人は投資をするのが向いていそうです。しかし、ということはリスクを取れるということにもなりますので、投機的な投資はしない方が賢明です。
仕事のやりがいは、あくまでもお金を稼ぐことにあり、プロジェクトを企画して成功した時の達成感とか良い仲間と巡り会ったりすることには余りないかもしれません。
財産や収入がアップした時にこそ、得も言われぬ幸福感に満ち足りるかもしれないですね。
木星が2ハウスにある場合
「拡大と発展」を意味する木星が入っていると、どのハウスでもまず吉になると考えて下さい。
吉、というか大吉といっても過言ではないでしょう。
2ハウスに木星が入っている場合は、まず仕事に恵まれるでしょうね。ということは収入も財産も増える可能性大です。木星は社会的な天体ですので、仕事でキャリアアップでき、公的な自分が拡大するとみて良いと思います。羨ましいですね!
土星が2ハウスにある場合
土星が2ハウスに入っていると、お金を増やすことがコツコツとなる可能性があり、決して素早く稼ぐようなチャンスには恵まれないかもしれませんが、真面目に地道に仕事を続けることで、徐々に資産形成していけます。
倹約家で、派手にお金を使ったりすることよりも、貯蓄が増えていくことに喜びを感じる星まわりですので、時間はかかるかもしれませんが、大器晩成型で後々は安定した生活を送れるでしょう。
天王星が2ハウスにある場合
ひらめきや革新的な発想に恵まれている天王星が2ハウスに入ると、仕事は新しい業種、今だとIT業界や環境問題に特化した職業に就いたり、フリーランスとして誰にも束縛されず自由に働くことが向いています。
収入面においては不安定になりやすいかもしれません。良い時と悪い時の差が激しいということを自覚しておく必要があります。
海王星が2ハウスにある場合
ふわふわしている感が否めない海王星が2ハウスに入っていたら、仕事は趣味の延長のような職種であったり、夢や理想にお金を使いすぎるかもしれません。
海王星は霊的感性に優れているといわれますので、芸術系の仕事や占いの仕事をするのに適しています。また、そのような仕事に就けたら、少々収入が不安定でも幸福度が高いです。
私は2ハウスに海王星は入っていませんが、そもそも太陽星座がうお座であり、うお座の守護星は海王星です。趣味が多く、楽しいことや興味を持ったことに突発的に大きな出費をすることがあるのを自覚していますが、これは2ハウスに金星が入っていることと、守護星である海王星の影響が大いにあるでしょう。占星術の勉強を始めてから「なるほど!」と納得がいきました。
このように、占星術は他の星の配置もふまえて複合的に見ていく必要があります。
海王星は水が関係しているので、流動的で不安定です。
冥王星が2ハウスにある場合
冥王星は極端であったり、徹底的に行動する等、振れ幅が大きくなる運気を持っていますので、収入や財産がゼロか100かに傾く可能性があります。
冥王星が2ハウスにある人は、すごいお金持ちかすごいBINBOかもしれませんね(;^_^A
しかし「破壊と再生」能力を持つ冥王星ですから、仮にすっからかんになったとしても、起死回生、9回裏2アウトから逆転できるチャンスもあるということを忘れてはいけません。
まとめ。2ハウスは仕事、収入、財産を所有する部屋だと覚えよう!
1ハウスが「自分自身」や「生命力」、「気質」「容姿」など、まず自分を表す部屋だとすれば、2ハウスは長い人生において、次に自分の付属品としてついてくる大きなものとして「財産」「仕事」というふうに考えれば覚えやすいかなと思いました。
他の6ハウスや10ハウスでも「職業」や「労働」としての仕事が出てきますが、2ハウスでは「収入を得る手段」としての仕事と私は考えます。
また、「財産」についても、他のハウスで似たような項目が出てきますが、やはり2ハウスでは「お金」の意味合いが強いと考えてよいと思います。
ハウスの勉強に入ってから、格段にブログの文字数が増えてきましたので毎日更新することが難しくなってきました(読むのも大変だと思います(;’∀’))が、占星術に少しでも興味がある方はお付き合い下さいね!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ピスケス
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