こんにちは、ピスケスです。
昨日はさそり座について書きました。
これら12の星座は、太陽の背景として季節が春から夏、夏から秋~冬と移り変わるとともに、一緒に動いているように感じます。実際には地球が公転しているためで、星座が動いているわけではないのです。でも、普段私たちは生活していて地球が動いているようには感じないため、季節が移ろうとか、○○星座がやってきた、などと表現しますね。実際には地球の方が次の星座に向かっていってます。
12星座は季節と人生の流れに分けて考える
季節の移り変わりとともに、春はおひつじ座、おうし座、ふたご座、夏はかに座、しし座、おとめ座、秋はてんびん座、さそり座、いて座、冬はやぎ座、みずがめ座、うお座というふうに分かれています。
今年の暑かった夏はようやく終わり、今日10月4日はてんびん座です。9月いっぱい夏のような暑さでしたが、9月23日からはいつのまにか秋の星座であるてんびん座に移っていました。
てんびん座、さそり座が終わると秋の最後の星座、いて座の出番です。秋の星座ですが、いて座の時期にはクリスマスのイルミネーションが至る所で町を華やかに彩っていますので、冬のイメージが強いですね。
それもそのはずといいますか、星座を一人の人生の流れに置き換えたとき、秋の星座あたりは中年期といえます。45歳~64歳頃でしょうか、色々な経験を経て自分が吸収してきたことを後進に引き継がせたいと考える時期です。これから訪れる人生の冬、老年期の一歩手前です。
いて座は哲学的で物知り、それを多くの人に伝える役目がある
物事の全体像を知りたいという欲求が常にあります。そのため、知識欲が旺盛で、探求心が強いです。
特に、自分の好きなこととなると一生懸命に調べます。調べるだけでなく、冒険心もあるため実際に行動に移し、実行します。そうして経験したことを自分の中に落とし込み、更には自分の中だけで消化するのはつまらないと感じて、周囲の人と分かち合おうとします。
これだけ書いただけでもまるで現役を引退して後進の育成にあたっているスポーツの監督みたいですよね。どこかの監督でなくとも、こういった心理は、会社の部下や、子供を育ててきた親の立場にある人によく当てはまっているでしょう。
秋の終わりの星座=人を育てる立場にあたる中年期、というわけです。
知識を武器に、人生を切り開いていける
少々生まれた境遇が恵まれていなかったとしても、自分の力で人生を切り開いていけます。
いて座にとっての力とは、探求心、追求心、好奇心。それによって得た知識です。
いて座の持っている知識はどこかで聞きかじったようなことを誰かに伝え歩くような浅いものではなく、自分で調べて体験した結果、また更にそれを追求していくというような精度の高いものです。「芸は身を助く」と表現したりしますが、まさにいて座のためにあるような言葉ですね。「色々なことを調べて世の中を知りたい」という内面から沸き起こってくる欲求を満たせば、やがてその道のプロになれるほど精通しますので、結果的に知識が武器となるのです。
興味のあることをどんどん人に話したり、教えようとしますが、無邪気な子どもが新しく手に入れたおもちゃの使い方を友だちに一生懸命説明しているようなもので、マウントを取りたいとか、説教したいとか、ひけらかしているつもりはありません。いて座の人が身近にいたら、タダで何の労力なく有益な情報を教えてもらえると思って、楽しんで話を聞いてくださいね。
いて座の知識はこれから来たる冬にまいた種のようなもの
種は真冬の北風が吹きすさぶ中、苦労して植えるよりも、冬の来るちょっと手前に植えた方が労力も少しですみます。その種は春のあたたかい空気がやってくる頃、小さな芽を出すことでしょう。
中年になり、中間管理職になって育てた人材は、育てたことも忘れた頃に企業をしょって立つマンパワーとなります。企業だけでなく、家族単位で考えてもそうです。親の教えたことがようやく子どもの腑に落ちるのは遠い未来です。親が死んでしまった後かもしれません。たとえ忘却の彼方となり、自分はすでにこの世からいなくなった後だとしても、種をまくことが大事です。種がなければ何も出てはきません。種をまく作業を怠ってはなりません。
このようないて座の追求心、探求心は「向上心」と置き換えることもできますね。いて座に限らず、誰の心にも成長するために必要なマインドです。このいて座の特性を見習って、身近にいて座の人がいたらそのエネルギーを分けてもらいましょう。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
ピスケス
コメント
いて座の人は少し寂しいけど後で気づいてもらえるような人なんですね。大人で無口な性格じゃないと寂しいな。と思いました。が、後で報われるように、ぜひ、いて座の人にこのブログを読んでほしいですね。
私には家族がいますが今日のブログでいうと夏の3星座とうお座でした。いつか出てくるのを楽しみにしています。