ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを知っておこう

占星術

 

こんにちは、ピスケスです。

 

今、ドラゴンヘッドはおひつじ座にあります。それといつも対になっているドラゴンテイルはてんびん座にあります。

ドラゴンヘッド・・・太陽の軌道である黄道上で、月の軌道である白道が昇る方向がちょうど交わる点の呼び名。

ドラゴンテイル・・・太陽に軌道である黄道上で、月の軌道である白道が降りる方向がちょうど交わる点の呼び名。

 

太陽と月はもちろん動いているので、この2つの作用点もゆっくりではありますが常に動いているということになります。ゆっくり動きながらもこのドラゴンヘッドとドラゴンテイルは常に180度で向き合っていて、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが滞在するハウス(星座)も向き合っているということになりますので、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルが移動するたびにハウスも変わる、ということです。

 

ちなみに、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを結ぶ線のことを「ノード軸」といいます。

 

ドラゴンヘッドとドラゴンテイルは私たちにとっての「未来」と「過去」

どれくらいの時間をかけてドラゴンヘッドとドラゴンテイルが移動しているかというと、12サインをおよそ18年かけて移動しています。1つのサインにとどまる期間は1年半の計算です。

このドラゴンヘッドとドラゴンテイル、今年2023年7月18日に一年半ぶりにサインを移動しました。おうし座とさそり座から、おひつじ座とてんびん座に引っ越したのです。

 

この移動期は、私たち人間にとって重要な人生の転機になるといわれています。

更にはドラゴンヘッドは人生における「未来」を表し、ドラゴンテイルは人生における「過去」、そのまた前の「過去生」を表すといわれています。

 

ここで私の中に疑問が生じました。

なぜドラゴンヘッドとドラゴンテイルが未来と過去を表すのか?

それにはきっと太陽と月の働きが関係しているに違いない!と思い、自分なりに調べてみました。

 

太陽は前のブログでも説明しましたが、私たちに強いエネルギーを与えてくれる頼もしい存在。光がなければ私たちは未来に向かって突き進んでいくことはできないでしょう。生きていくためのエネルギーの源であり、生命の源と置き換えても良いでしょう。

この太陽が、自分が生まれた時にどのサインにあるかによって自分の星座が決まります。私は3月20日生まれなのでうお座です。わたしが生まれた日、太陽はうお座にあったということです。だから太陽星座というのですね。

星座というのは侮るなかれ、自分の人生をどのように生きていけばいいのか、自分の本当の姿や本質等がわかるようになっている宝箱、金庫のようなものです。自分の全てが凝縮されているといってもよいでしょう。太陽星座を読み解けば、この世に生きていることの使命=人生の目標が見えてくることでしょう。

 

つまり、太陽とは「目標=未来」という意味になります。

 

かたや月は太陽とは対照的に、陰の存在。太陽が放出するなら月はそのエネルギーを受け取り、自分の中に吸収します。また、月には受け取ったものを維持する働きがあります。それはそうですよね。いくら吸収してもそれを使わなければ何にもなりません。使うという行為の奥には「続ける」という意味が暗に含まれていて、「使い続ける=過去のことを繰り返す」という意味となります。

 

つまり月は「サイクル=過去」を意味します。

 

人生の目標となる太陽の黄道に、上昇してくる月の白道が交わることで、普段は繰り返すことが主な仕事の月の作用が逆に働き、繰り返しからの解放=過去世や幼少期におけるトラウマからの解放となって、新しい自分が生まれる、と考えます。これがドラゴンヘッドが「未来」を意味する理由です。

反対に、太陽の黄道に今度は降りてくる月の白道が交わることで、過去の繰り返しを維持する月の作用がそのままに働いて、習慣の維持、継続、過去の縁が強く出ます。これがドラゴンテイルが「過去」を意味する理由です。

 

あくまでも、自分なりの解釈ですが…。

 

今年のドラゴンヘッドとドラゴンテイルにはどんな意味がある?

今年のドラゴンヘッドはおひつじ座、ドラゴンテイルはてんびん座にあります。

おひつじ座については昨日書いたばかりですから、まだ頭にしっかり残っています。

大まかに書くと、「はじまり」を意味し、行動力、瞬発力、積極性、自己主張、等でしたね。

火星とも関係が深く、情熱的です。

 

かたやてんびん座は「調和」を意味します。人間関係での調和、バランスに長けている星座。相手の立場を理解すること。平和、協調性。金星と関係が深く、美意識も高いです。

 

これらにふまえて読み解くと、私たちは過去に体得した調和=自分と違うものとの共存、ジェンダー問題から学んだこと、自然や生物との共生、パンデミックから学んだウイルスとの共生等を維持しながら、新しく始まる世界観を感じていきましょう。未来は否応なく新しい次元に移行していきます。それはAI技術が更に進化した未来であるでしょうし、ウイルスはますます私たちの生活に浸潤してくるでしょう。温暖化はまだ始まったばかりです。新しい時代は絶え間なく私たちの予想をはるかに超えてくるかもしれません。「はじまり」とはそういうものです。

人間が分断している場合ではありません。過去に習得した「調和」の力をより生かした者ほど生きやすい世の中となるでしょう。

どんなことが私たちの生活に侵入してこようとも、その異質に感じるモノたちをポジティブに、共生を喜んで受け入れ、未来に向けて歩みを止めないことが大事です。

 

私たちはこのように人生の転機を迎えたということになります。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

ピスケス

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