てんびん座はこんな人、こんな星座

占星術

こんにちは、ピスケスです。

 

ちょっと前の回でてんびん座火星について説明しましたが、てんびん座についての解説が若干浅かったところがありましたので、今日はもう少し掘り下げて書きたいと思います。

 

占星術を単なる占いととらえると、信じない人にとっては「どんな表現でも取り方によっては誰にでも当てはまる」となります。例えば、昨日のブログではみずがめ座のことを「面倒くさがりやさん」と表現しましたが、誰でも面倒くさがりの一面はあるのです。

ですが、占星術の面白いところは、天体の動きによって何万通りもの解釈があるというところです。

 

占星術の発祥は古代バビロニアにおいての紀元前であることは間違いないようです。そんなまだ科学が発展していなかった時代に、人々の天体観測によって出生時に天体がどの位置にあるかを調べ、ホロスコープを作り出し、宇宙で起きている星の動きと、地球で起きること及び我々人類の人生においての関連性を調べたという、はるかに高度な天文学なのです。単なる占い、という一言で片づけるのはあまりにももったいなさすぎます。この緻密な学問は、「当たる、当たらない」ということではなく、星の動きを正確に知るほどにきっと「当たる」ではなく、「当てはまっている」ことなのだろうと私は考えています。

私は占星術の勉強を始めたばかりの身なので、まだ12星座の解釈からしかできませんが、どんどん知識を深めることによって、一人ひとりに当てはまるいわゆる「星読み」ができるようになれば、例えばただの「面倒くさがりやさん」が、たった一人のためだけの「面倒くさがりやさん」ととらえることができるようになるのです。

 

その基礎として、まずはたった12通りのサインに分割した解釈はとても勉強になります。また、まずここを知ることは、いずれ自分自身と誰かの人生を助けるための足掛かりとなるでしょう。

 

その名の通り、てんびん座天秤にかけて調和をはかる

天秤にかける、というと「両天秤=二股をかける」というイメージが浮かぶ人も多いかもしれません。

ですがそれは悪い意味ばかりではなく、「両方に優しい」ととらえることができます。

周囲に波風を立たせたくないと思うばかりに、冷たくすることができないのですね。両方に良い顔をしているつもりはなく、八方美人などではありません。むしろてんびん座がいることで場の調和が保たれていることがよくあります。空気を読み、バランスを取ることに長けているからです。

 

一見クールに見えるかもしれませんが、それは偏ってどちらかに属さず、中立的な立場ゆえかもしれません。本来は、生まれながらにして「感じがいいな」と人々に思わせる雰囲気を持っています。気になるてんびん座生まれの人がいたら遠慮せずに話しかけてみましょう。思っていた以上に話しやすいはずです。

周りから頼られるため、生涯を通じて孤独を感じることは余りないでしょう。

 

ただし、調和を図りすぎて、疲れてしまうことはあるかもしれません。

たとえそれが天性のものであっても、本音を心の底に封じ込め、長い人生をかけて澱のようにたまっていけば、心身に不調をきたすことになります。長い人生、いつもいつも平和主義でいられる人はいないと思います。元々争いごとを好まない星の持ち主とはいえ、「本当の自分の意思」がどこにあるのか、いつもはっきりさせておきましょう。それを普段は心根にしまっておきながら、本音を話せる誰かが一人でもよいので必要です。それは友人でも、親でも子でも誰でも構いません。時々「本当は私はこうしたい」と口にすることで周りだけでなく、自分自身の調和も取れていきます。

 

てんびん座火星の今、やりたいことをやれるチャンス

 

自分の太陽星座に天体が入っていると、その天体からのバックアップを得られます。

10月12日まではてんびん座に火星が入っているので、いつも中立の立場を取るてんびん座さんでも、この時ばかりは自己主張してみるとか、やりたいことがあればちょっと難しいかなと思うようなことでも、やってみると成功する可能性が高いです。

 

私はうお座ですが、いつも夢見ている星座のせいか、やりたいことが常にあります。実際チャレンジしてみるのですが、うまくいかなかったりとか、やってみたらちょっと違った…ということもよくありますので、ではうお座に火星が来た時が狙い目なのか、というとそんなこともなくて、火星はエネルギーを強める天体ですので、うお座に火星が来てしまうと夢見る力に拍車がかかってしまいます。つまり、やりすぎが高じて裏目に出て、失敗確率が上がる可能性大です。

むしろ、このてんびん座火星期には火星の強いエネルギーがてんびん座の調和により緩和されて、ちょうどよくなります。いつも何かに手を出したがっている私みたいなものには、やる気がほどほどとなり、うってつけの時期となります。

熱しやすく冷めやすいような人は、この「天秤座火星期」に、ぜひとも冷静に何かにチャレンジすることをお勧めします。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

ピスケス

コメント

タイトルとURLをコピーしました