みずがめ座冥王星２　ちょっと投資の話をします

　

こんにちは、ピスケスです。

私事ですが、冥王星がみずがめ座に移動して、自分が変わったな、と思う点が主に２つあります。

　

これまでは、何かやりたいことが沸き起こってきた時に、あまり深く考えずに情熱だけでやってきたように思っていたのですが、実は頭の中ではいつも損得勘定をしていました。

「やりたい！やろう。でもこれはお金になるかな？」というような。

やりたいことが事業だったらそれはもちろんですが、たとえ趣味の領域であろうと、勉強だろうと、何であっても、いつもお金の勘定をしていました。

　

それには、私の生まれや育ちが深く関係しています。

　

つい先日も母親から「貧乏性だねえ」と言われました。誰がこんなふうにした？と言ってやりたかったですよ。

　

でも、その思い癖の足かせはだいぶ外れてきたんですよ。そこにはやはり気づきがあります。

　

外部の情報よりもインスピレーションを選んでみた

ある時、私は少額ながら投資をやっていますが、株のチャートを見て気が付いたんです。

　

(あれ、自分が気に入ってチェックしていた銘柄、全部上がってるぞ…)

　

でも、気に入ってお気に入り登録しているくせに、ほとんど買ってないか、買ってもすぐ売りに出していたので利益はほぼゼロです。

　

自分の感覚よりも、ネットで読んだ情報を信用して買わなかったり、投資にまわせる資金が少ないので慎重になりすぎて、まだ上がるような気がしても売却していました。

　

でも、読んだネット記事には「これから来る日本株暴落」とか、これがまた不安をあおるような見出しなんですよね。

あれって何なんでしょうね？暴落どころか、右肩上がりですよ？自分のカンを信じていたら今頃かなりの利益を手にしていました。

確かに、投資をする上でカンに頼るのはもちろん良くないです。株式投資の勉強は必須です。ここで書いている私のカンというのは、あくまでも基礎的な勉強をした上での話です。その上で、ピンときたことは実行すれば良かったってことです。

「資金が少ない」というのも、自分の行動を大幅に狭め、判断を鈍らせる材料ですよね。お金持ちが更にお金持ちになる構造には、単に日本が資本主義経済だからというだけでなく、お金持ちは資金を潤沢に持っているので、失敗するかもしれないことにも手を出しやすい心理状態があります。

　

例えば、１００万円しかない資金で、５０万円投資したら、うまくいけば元金にプラスして５０万円増えるかもしれない金融商品があるとします。でも下手をしたら元金割れか、５０万円がゼロになるかもしれない、と思ったら、投資できますか？慎重派の人は「やった方がいい！」と直感が叫んでいても、１００万円しかない現実が邪魔をしてもう少し資金を増やしてから、とか、リスクの少ない積み立て投資にまわそうとか思考を変えませんか？私はそういうタイプです。

でも、１０００万円持っていて、５０万円投資したら、仮に大きく失敗したとしてもまだ９５０万あります。うまくすれば元金の５０万円にもう５０万円上乗せされて１１００万円になりますね。自分の直観に従うことができて、チャンスをモノにできるというわけです。

この、お金がある人とお金がない(と思っている)人には、単に現実の資産額だけでなく、大きなマインドの違いがあるということです。

　

私は、一度「資金が少ない」というマインドを捨てて、自分が感じたとおりに投資してみようと思いました。

　

結果はこれまでの選択とは大きく違うものになっています。資金はそのままに、利益は増えました。去年までの私が知ったら奇跡が起きたと思うでしょう。しかし、自分としてはかなりのリスクを取りました。資金の約半分を使って株式を購入しましたから。株価の上がり下がりを毎日チェックするのが日課となり、下がっている時は本当にハラハラしました。

でも、自分の直観が本当に合っているのかどうか確かめてみたかったんです。

現在、半年経ちましたが、投入した金額の２０パーセントほどの利益率なので、良い方ではないでしょうか。

　

内面の断捨離をすることで外側が変わる

私はこのみずがめ座冥王期に一つ大きなものを捨て、代わりに新しいものを得たのです。

捨てたものは「お金がないからやらない」という損得勘定。

代わりに手にしたものは「自信」です。

　

「お金がないからやらない、やれない」という思考は、辛抱してこれまで生活してきた経験からきています。

純粋に心からやりたいことがあるにも関わらず、「お金がかかるから」「お金にならなかったらやっても損だよな」と計算してしまうのも、生活がかかっているからです。今の生活水準から下がってしまうのが怖いからです。

また、やりたくないこと、特に仕事において、やりたくないことをやり続ける背景には「収入を得て生活しなければならないから」です。

私は、こうした思考にずっととらわれながら、生きてきました。その辛抱は、正しいことだとも教わりました。

　

何かを我慢すること、例えば子供のために買いたいものを我慢するとか、そのために節約したり、一日中仕事した後に家事をするとか、そういった精神は決して悪いことではありません。私もずっとそんな生活を続けてきたからこそ今があると思っています。辛抱できる精神は強いです。精神力がなければ、お金のない生活から這い上がることもできなければ、家族を養うこともできません。

でも現実の厳しい世界にとらわれすぎて視野が狭くなると、大きな幸せにつながっているチャンスをつかみ損ねる危険性もあります。

　

私がこのみずがめ座冥王期に手にしたものは「自信」でした。「自信」は、これから自分が取る行動の全てに関わってきます。最強ツールかもしれません。

この、自分の未来は自分で切り開いていけるんだ、という「自信」が、もう一つの、自分の中で変わったことにつながっているのです。

　

ここまでお読みくださり、ありがとうございました！

　

ピスケス