うお座土星の配置…矛盾を受け入れて一つに溶け合う

占星術

 

こんにちは、ピスケスです。

今日も、土星についてちょっとふれていきたいと思います。

 

昨日に引き続き、うお座土星の配置について

この時期、何かを達成するということではなく、自分の中にある理想と現実の大きなギャップを受け入れ、そのずれを狭めて、最終的に一つに溶け合わせることを大きな目的にするとよいかもしれません。

 

昨日も書きましたが、誰の中にもあるでしょう。「本当はこうしたいのに、現実には色々な事情が邪魔をして、できない」ということが。

本当にやりたい仕事ではないのに、今は収入を下げるわけにはいかないから転職はできないとか。

付き合っている人がいるけれど、実は心の底から好きではなくて、でも独りになりたくないから別れないとか。

夫婦間にもう愛情がないことは気が付いているけれど、経済的な事情から別れられない等。

 

心のおもむくままに行動してよい時と、そうでない時があります。

もちろん、今うお座に土星があるからといって、誰もが答えを出すべきではないといっているのではありません。

それは、皆一人ひとりが出生時の星の配置が違うからです。最低でもそれは12星座に分割され、更には誕生日ごとに細分化されます。

他の天体との関係性も考えると、もっと星の読み方は変わってきます。私は占星術師ではありませんので、そこまでの細かい読みは今の段階ではまだプロに預けるとして、ここでは気軽に、もっと簡単に天体の動きを生活に取り入れていきたいと考えています。だとしても、大きな星の動きによる影響は、地球規模でもあるぐらいなので、私たち個人にも多かれ少なかれあると考えていいと思います。

 

答えの出ない問題は先送りにしてもいい

世界的にみても今、結論が出ずに停滞しているような出来事がありますよね。

環境問題だったり、戦争だったり。結論を出したくてもさまざまな問題が複雑に絡み合い、どうしようもない時もあります。

そんな時は、無理に答えを出さなくても、ベストではないかもしれませんが、長い歴史の中でみたらベターかもしれません。

 

表面上には解決しなくても、潜在意識での解決を試みる

うお座土星の働きは、「何かを達成するのではなく、相反するものの統合を目指す」といえるでしょう。

これは、自分の内面の「断捨離」を意味するのではないでしょうか。

 

たとえば、私は既婚ですが、結婚生活も長くなると別れたいと思うことは何度かあります。

私に限らず結婚している人は、「もう離婚した方がよほど幸せになるのじゃないか」と思うようなヤマが何度か来ます。

そこで、実際に行動を起こしている人が多いので、昨今離婚率が上がっているのだと思います。

昔と違って、女性は経済的に力をつけましたからね。言いたいことを心にとどめて何十年も耐え続けるような時代は終わりました。それ自体は素晴らしいことです。でも、「結婚生活」という試練を、教師である土星が与えてくれていると考えたら、耐えた先にはより大きな幸せや、更に強くバージョンアップした自分がいる、と考えることもできます。

そこで断捨離すべきは「結婚生活」ではなく、伴侶に対する怒りや憎しみ、別れたいと願う「感情」です。

 

日々の心の攪拌が潜在意識の書き換えに

結婚生活にも仕事にも、友達、恋人関係にも、私たちには高い理想があります。

それを持たなければ人間は成長できないでしょう。ただ、理想を追い求めるだけではうまくこの世を渡れないのも事実です。日々、自分はどういったことが嫌で、どういったことが心地よいのか、何をしたくて何をしたくないのか、些細なことでも自問自答を続けながら、心を攪拌させる。すると、そのうち分離していた水と油が乳化して白く濁っていくように混ざり、まろやかになっていく。そして新しい味や色になったりします。

理想ばかりを考えると、現実逃避したい気持ちが増幅しすぎて、マイナスの感情を断捨離するどころか、爆発してしまうことがあります。現実との乖離が大きくなるばかりで少しも混ざっていかないので、理想の中に少しずつ現実を足していく、という技を取り入れていくと良いと思うのですが。

それが、自分の理想の中にうまく現実が溶け込んだ最良の、そして新しい答えとなる可能性があるのです。

 

もちろん、恋人や夫婦関係の問題によくあるような暴力、性被害、親子関係でいえば虐待等は当てはまりません。

でもそれだって、もしかすると出生時の星の配置や、家族間の星の位置関係で起きているといえなくもないのです。

占星術を知り、原因が天体からの影響だったり、問題に対する解決策も星の動きを読むことで得られるかもしれないというのは、長い人生を生きていく上でとても力になると思いませんか?

 

私は、ここで占星術の理解を深め、自分自身や誰かのために役立てていきたいと考えています。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

 

ピスケス

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